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執筆者の写真PasSport

アメリカの大学のコーチが求めるものはUTR、ITFではなく「あなた」です!

近年、アメリカの大学を目指すテニス選手が増えてきています。自国を離れ、海外に出て挑戦をしようとすることは本当に素晴らしいことだと思います。

世間ではさまざまな情報が交錯する中、UTRやITFランキングなどが大切なのも認知されてきています。

しかし、余程高くない限りUTRやITFランキングはリクルートの一つにツールに過ぎず、それが高いからといって大学のコーチがすぐにその選手を選んでくれるというのは疑問です。


実際に自分が大学のコーチたちと話をしていて、UTRやITFランキングを聞かれることはあります。しかし、一番はその選手の結果です。それも、どの大会の何回戦に進んだかということではなく、どの国のどんな選手に勝ったことがあるか?アメリカの大学で活躍する選手と対戦をしたことがあるか?

そんなことを多く聞かれます。もちろん英語力も。

そうなると自然とどのような大会に出場するのが良いか見えてくると思います。


コーチたちが見たいのはみなさんの真の実力です。実際のその選手が、自分たちのチームの何番手で試合に出れて、どのくらい勝利に貢献できるかどうかです。そのためにコーチたちはその選手が本当にどういう選手なのか慎重に精査します。

UTRやITFは本当にリクルートのツールであるだけで、それを実力以上に上げ、見かけをよくしようと努力することは意味のないことです。万が一その数字で大学に入れたとしても、入学後結果を出せなければ、その選手のその後の留学期間の悲惨さは自ずと想像が出来ると思います。コーチたちは数字をリクルートするわけではないのです。

その選手の実力、人柄、性格など全てをトータルで、物ではなく、人として判断します。


UTRやITFランキングは、実力を上げるために練習をし、実力を上げるために試合に出た結果後からついて来るものなので、UTRやランキングを上げるために試合を選んで出るようなことは、少なくても大学留学という観点ではあまり意味のないことです。それよりも、自分の学校、クラブで誰にも負けないようにしっかりと練習し、とにかく実力をつけることです。そうなれば、あとはお任せください。


次回は実際にどのような選手が大学のコーチから声がかかりやすいかをお話ししたいと思います。


(添付の動画はUTR創設者の1人で元大学コーチ経験者の方のものです。)







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