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執筆者の写真PasSport

マリファナの州別法律ステータス

アメリカでは、2022年現在約半数の州で娯楽目的あるいは医療目的でのマリファナ(大麻)の使用が合法化されています。

日本では「大麻」に当たりますので、当然日本では所持自体でも厳しく罰せられます。



みなさんの留学するアメリカでは、その州によって法律が変わってきますので注意が必要です。

具体的には、カリフォルニア州、ニューヨーク州、マサチューセッツ州では合法化が進んている一方、ジョージア州、アイオワ州、テキサス州では違法性が維持されています。


なので、大学選択の際には、テニスのレベルや大学の名前だけではなく、出来ればその地域の法律、歴史、文化などしっかり理解し、アメリカという一括りにするのではなく、各州への理解も深めるようにするのも良いかと思います。


一例ですが、日本人の方には特に人気のあるカリフォルニア州についての法律です。


  • 21歳未満の使用は禁止。18歳未満の場合には、カウンセリング、コミュニティーサービスが課される。21歳未満の場合には罰金(100ドル未満)が課される。

  • 所持は28.5グラムまで、濃縮物については8グラムまで。

  • 車内では、封をした容器内で保管しなくてはならない

  • 購入は、許可証のある場所(dispensary)でのみ

  • 使用は、個人の敷地内(personal property)でのみ。公共の場所(道路、公園、レストラン等)での使用は不可。

  • 影響化での運転(Driving Under the Influence (DUI))は、飲酒運転と同様に罰せられる

  • 栽培は、6本まで室内で(市によっては屋外でも条件を満たせば許される)


カリフォルニア!と聞くと、気候も温暖で日本からも近く、とても良いイメージがあるので、大人気ではありますが、人も交通量も多く、このように危険と隣り合わせな部分もありますので、ただのイメージだけで先入観を持たないようにしてください。

自分自身も何度もカリフォルニアの大学を訪れたことはありますが、キャンパスを一歩離れれば、マリファナの臭いがすぐに鼻につくところも多くあります。


もちろん住みやすい地域なのは間違いないですが、このような知識もしっかりと入れておき、事件などに巻き込まれないように予め情報を入れておくことはとても大切です。



校則での制限

合法化された州では21歳以上は使用が可能になりますが、多くの州立大学、私立大学では連邦政府からの補助金を受けていることもあり、キャンパス内での使用、所持が禁止されています。

一部の大学では、キャンパス外での使用、所持についても禁止しています。

発覚した場合には、謹慎、停学、退学といった処分を科される可能性があります。

当然Student-Athleteのみなさんであれば、出場停止、奨学金の打ち切り、退学といったことも決して大袈裟な処罰ではありません。


結論。日本人留学生には絶対にお勧めしません!「NO!」といえる勇気を持つようにしてください。

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