Q & A(夏休みの移動や奨学金について)
- PasSport
- 3月15日
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今年のサマーホリデーに帰国、海外遠征など考えているのですが、トランプ就任後、インターナショナルスチューデントにビザの配給停止やキャンセルなどの話を多々聞きますが、実際どんな感じ何でしょう?出ても問題無いと考えていてよろしいでしょうか? 現時点では、正式にF-1ビザ(留学生ビザ)の発給停止やキャンセルが行われているという事実はありません。また、既にビザを保有しているインターナショナルスチューデントがアメリカを出入国することに大きな問題があったという報告も、私たちの周囲では確認されておりません。
もちろん、今後の政策の動きには引き続き注意が必要ですが、現段階では夏に一時帰国や海外遠征をしても問題ないと考えています。とはいえ、出入国の際にI-20の署名が最新であることや、パスポート・ビザの有効期限を改めて確認するなど、基本的な準備はしっかりしておくことをおすすめします。
奨学金につきましては、米国政府が留学生向けの奨学金への助成を停止した影響で、日本人の一般留学生にも影響が及ぶ可能性があるとされています。しかし、言及されている奨学金(フルブライト奨学金やギルマン奨学金)は、基本的にアカデミックな目的で支給されるものであり、Student-Athlete(学生アスリート)向けのスポーツ奨学金とは性質が異なります。
学生アスリート向けの奨学金は、大学です。
ただし、大学の全体的な財政が悪化した場合、スポーツ奨学金にも影響が波及する可能性はあるかもしれません。
一般留学生であれば、フルブライト奨学金やギルマン奨学金を利用している日本人留学生の一部が、ビザ取得や学費負担の問題で留学を断念するケースが増えるかもしれないですね。
その結果、大学の全体的な予算削減の波及し、国際学生向けの奨学金が削減されると、大学全体の財政計画に影響を与える可能性があり、一部の大学ではスポーツプログラムの予算が削減される可能性があり、最後にスポーツ奨学金の新規提供が減少するかもしれないとはいえますが、最後の最後だと思います。
結論としては現時点では、国務省が停止した奨学金は主に学術系の奨学金であり、大学のスポーツ奨学金には直接の影響は少ないです。ただし、大学の財政状況が悪化すれば、結果的にスポーツ奨学金にも影響が出る可能性があるため、今後の動向には一応注意が必要ではあるかと思います。

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