皆さま
季節も深まり、朝晩の冷え込みが感じられるようになってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、アメリカでは先日大統領選挙が終わり、ドナルド・トランプ氏が再び大統領に選出されました。これに伴い、留学生に対する影響が懸念されています。トランプ氏の過去の政権下では移民政策が厳格化された経緯があり、学生ビザ申請の手続きがより厳しくなる可能性があります。また、OPTプログラムの制限が検討されることも考えられ、卒業後の就労機会に影響が出る可能性もあります。
ドナルド・トランプ氏が2024年のアメリカ大統領選挙で勝利し、第47代大統領に選出されたことにより、日本人留学生への影響が懸念されています。以下に主なポイントをまとめます。
1. ビザ申請手続きの厳格化の可能性
トランプ氏の過去の政権下では、移民政策の強化が進められ、ビザ申請手続きが厳格化される傾向がありました。そのため、学生ビザ(F-1ビザ)や就労ビザ(H-1Bビザ)の取得が難しくなる可能性があります。特に、ビザ申請時の審査が厳しくなり、追加の書類提出や面接が求められることが予想されます。
2. 留学生に対する政策の変化
トランプ政権下では、留学生に対する政策が変更される可能性があります。例えば、OPT(Optional Practical Training)プログラムの期間短縮や制限が検討されることが考えられます。これにより、卒業後の就労機会が減少する可能性があります。
3. 為替レートの変動による留学費用への影響
トランプ氏の経済政策や国際情勢の変化により、為替レートが変動する可能性があります。円安が進行すると、留学費用が増加し、日本人留学生の経済的負担が増えることが懸念されます。
4. 社会的な風潮の変化
トランプ氏の政策や発言により、アメリカ国内での外国人に対する風潮が変化する可能性があります。一部の地域やコミュニティで、外国人に対する偏見や差別が増加する懸念があります。留学生としての生活環境に影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。
また、アメリカは月末からサンクスギビングを迎え、ホリデーシーズンに入ります。これに伴い、ビザ手続きや学校とのやり取りなど、各種手続きに遅れが生じる可能性がございますので、どうぞご理解いただければと思います。
一方で、11月13日から奨学金のサインが解禁となりますので、今後、契約手続きが本格的に進むことが予想されます。今年度は2025年度入学を目指して20名の方をサポートしておりますが、大学の候補を絞り始めている方も多くなってきています。今後はTOEFLやDuolingoのスコアに基づき、個人の進捗状況に応じてそれぞれの手続きを進めていく予定です。
英語のスコアについては、こちらで直接お手伝いすることができない部分ですので、皆さまご自身の努力でなんとかスコアを上げていただけるようお願いいたします。
また、「いつまでに手続きを完了すれば良いか」というご質問をいただくことがございますが、具体的な日程を設けることは難しく、唯一言えるのは空きがなくなるまでということです。手続きが遅くなると選択肢が減ってしまう可能性がございますので、できるだけ早めのご対応をおすすめいたします。
今後も引き続き、皆さまの留学準備を全力でサポートしてまいります。何かご不明点やご質問がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
コメント