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-アメリカ大学テニス留学の最大の壁-


英語テスト(TOEFL・Duolingo)をどう乗り越えるか?**

アメリカの大学に進学し、テニスで奨学金を取りたい——。そのときにほぼ日本の選手全員が必ず向き合うのが 英語テスト(TOEFL / Duolingoなど) です。

どれだけテニスが強くても、英語スコアが基準に届かなければ入学できない。これはアメリカ留学の最も大きな現実です。

このブログでは、大学ごとの英語基準、英検との比較、選手の戦略的なコンタクト時期、そして Pas-Sport が提供する“英語サポートの強み”まで、初めての方でも分かりやすいように整理して紹介します。


■ 大学ごとに求められる英語スコアの目安

大学にはそれぞれ明確な基準があり、アスリートも基本的にはこの基準を満たすことが求められます。(※ただし例外措置がとられる場合もあります)

最難関(名門大学クラス)

TOEFL:100 / Duolingo:130

学問レベルが非常に高く、国際学生も厳選される層。NCAA D3の学校なども多く属します。

中〜上位校

TOEFL:80〜95 / Duolingo:115〜125

NCAA D1のトップ校がこの基準に近いです。

中位校(進学しやすい層)

TOEFL:70〜80 / Duolingo:100〜115

NCAA、NAIAなど多くの学校がここに近いです。選択肢が一番広がる層なので、弊社契約書にはこの範囲のスコアが記載されています。

比較的基準が低い大学

TOEFL:60〜70 / Duolingo:75〜95

このあたりの基準で入れる大学も多く存在します。学部・大学によって幅が大きい層です。テニスの強い大学も意外と多くあります。

◎ ※ “スコア不要”の大学もあるが、どれも例外的な措置

実際には、コミュニティカレッジに限らず、D1・D2・NAIAの一部の大学でも「英語スコア不要」で入学を認める場合があります。しかし、選択肢は非常に狭いです。テニスが強い選手ほどこのような大学に進学することは可能ですが、主な戦績がない選手には難しいといえます。

しかし、共通しているのは、

  • 入学後の授業はすべて英語

  • 英語力が低いほど授業・生活で大変

  • GPAが下がると奨学金やチームへの影響が出る



注意!!!英語基準は年度ごとに突然変更される可能性があるということです。例えば当初はDuolingo75点で大丈夫と言われていても、突然基準値が変わることもあります。


なので、

スコア不要だから安心、ということでは全くない。

一般学生が必要とする基準に近づくほど選択肢は広がる。


これが現実です。

✔英語のテストを甘くみないように!!!


■ 英検との比較:Duolingo がどのレベルなのか分かりやすく

日本では英検の方が馴染みがあるため、以下の比較が最も分かりやすい基準になります。(あくまでも目安です)

Duolingo 125点以上 → 英検1級レベル

・難関校〜上位校が狙える・TOEFL 95〜105点相当

Duolingo 100点〜120点 → 英検準1級レベル

・多くの大学がこのあたりを高評価・中〜上位校への進学が見えてくる・TOEFL 65〜90点相当

Duolingo 80点〜95点 → 英検2級レベル

・最低限の“基礎力あり”と判断される・英語に寛容な大学なら検討可能・TOEFL 40〜55点相当。高校卒業レベル。コミカレのESLレベル、大学の下位レベル入学基準の中で低め。


Duolingoはアメリカの大学が採用しやすい傾向にありますが中には受け入れない大学も少なからずあります。


■ 「入学前に苦労するか、入学後に苦労するか」

英語スコアが低くても入学できる場合はありますが、問題はその後です。

  • 授業についていけない

  • 課題が終わらない

  • GPAが下がって奨学金維持が厳しい

  • チーム活動に支障が出る

“入ってから地獄を見る”ケースは非常に多いです。

だからこそ、

スコアが高い=未来の選択肢が広がる

スコアが低い=選択肢が狭まり、苦労が増える

これは間違いありません。


■ 強い選手ほど「スコアを待ってもらえる」ことがある

テニスのレベルが高い選手は、大学側がスコア提出を待ってくれるケースがあり、

  • 高校卒業後の6〜7月まで待ってもらえるという例もあります。

ただし、

  • どの大学でも必ず待ってくれるわけではない

  • スコアが全く伸びていなければ途中で話がなくなる

  • “例外措置”であることを理解する必要がある


つまり、

強い選手=有利ではあるが、英語を免除されるわけではない。

これが正しい理解です。


■ 大学は「点数」よりも「伸びているか」を見ている

希望大学が決まったら、定期的にテストを受けてスコアを報告することが重要です。

  • 毎月〜隔月で受験

  • スコアの推移を大学へ報告

  • 上達を数値で見せる

英語への努力が見えれば、大学側は安心し、オファーも出しやすくなります。

逆に、報告がないと、

  • 英語をやっていない

  • 真剣度が低い

  • 授業に不安がある

と判断され、優先度を落とされてしまいます。


■ 最悪なのは「スコアが低い時期に大学へ連絡してしまう」こと

多くの選手が勘違いするのがここです。

早く動けば有利になるこれは半分正解で、半分は間違いです。

テニスで興味を持ってもらっても、

  • TOEFL 30点台

  • Duolingo 70点以下

  • 面談でほとんど話せない

こうした状態でコンタクトを取ると、

  • 最初から対象外

  • 面談で終了

  • “英語が弱い選手”という印象が残る

というリスクがあります。

つまり、大学に連絡する “タイミングは戦略そのもの”。これは選手本人だけの判断では難しく、Pas-Sport の重要な役割の1つです。


■ Pas-Sport契約選手の最終平均スコア

  • TOEFL:平均60点前後

  • Duolingo:平均95点前後

決して高い数値ではありません。


■ 最大の課題:SpeakingとListeningは独学では身につきにくい

多くの日本人選手が苦労するのはこの2つ。

  • 聞き取れない

  • 言葉が出てこない

  • 文法が気になって話せない

  • 面談で固まってしまう

これらを独学で克服するのは困難です。


■ Pas-Sport最大の強み:

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元NCAAヘッドコーチでネイティブスピーカーの・Kallen Mizuguchiによる英語サポート

Pas-Sportには、アメリカ大学テニスに精通した元NCAAヘッドコーチ Kallen Mizuguchi がスタッフとして在籍しています。

契約選手は今の所“契約金の範囲内で”以下のサポートをオンラインで受けられます:

  • Speakingトレーニング

  • Listening対策

  • 発音指導

  • Duolingo / TOEFL対策

  • 大学コーチとの模擬面談(Mock Interview)

実際に、

  • 1ヶ月でDuolingoが15点UPした選手

  • 面談がスムーズにできるようになった選手

など成果も出ています。 *人気のプログラムで希望者殺到のため、今後有料になる場合はありますが、個人で外部のプログラムを受講するよりは、安価でピンポイントの授業を提供できます。


■ まとめ:英語スコアは“未来の選択肢そのもの”

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英語力が高いほど、

  • 選べる大学が増える

  • 奨学金が上がる

  • コーチ面談で好印象

  • 入学後の授業もスムーズ

  • 卒業後のキャリアも広がる

など、全てがプラスに働きます。

だからこそ、

早めの準備

継続した学習

正しいタイミングの戦略

この3つが、アメリカ大学テニス留学の鍵となります。

Pas-Sportは英語・テニス・進路の三方向から、選手がベストな未来を選べるよう全力でサポートします。



 
 
 

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