アメリカ大学テニス進学|今の時期に準備しておきたい2つのこと
アメリカの大学進学を目指す選手にとって、テニスの結果やUTRだけでなく、これからの時期は「大学コーチとのコミュニケーション」「英語」「出願」「Eligibility(競技資格)」などの準備も非常に重要になってきます。
今回は、特に今の時期に確認しておきたい2つのポイントについてお伝えします。
1.大学コーチとの面談は必ず準備をしてから
すでにアメリカの大学コーチとのZoomや電話での面談が始まっている選手もいますし、これから面談が増えてくる選手もいます。大学コーチとの面談は、コーチが選手のテニスの実力だけではなく、「どんな人なのか」を知るための大切な機会です。
もちろん、日本人選手に完璧な英語を求めているわけではありません。英語が母国語ではないことも、まだ英語を勉強している途中であることも、コーチは理解しています。
しかし、簡単な質問をされてもほとんど何も答えられない状態では、せっかくコーチが興味を持ってくれていても、逆にマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。
英語が完璧である必要はありません。
大切なのは「準備をして面談に臨むこと」です。
まずは、よく聞かれる質問に答えられるようにする
大学コーチとの面談では、例えば次のような質問をされることがあります。
• Can you introduce yourself?
• Why do you want to study in the U.S.?
• Why are you interested in our university?
• What are you looking for in a college?
• What do you want to study?
• What are your goals in tennis?
• What are your strengths as a tennis player?
• What kind of player are you?
• What is your current English test score?
• When are you planning to take the Duolingo or TOEFL test again?
• Do you have any questions for me?
これらに対して、長い文章を暗記して完璧に答える必要はありません。
むしろ、丸暗記した文章を話すことよりも、質問の意味を理解して、自分の言葉である程度答えられることの方が大切です。
事前に「自分だったらどう答えるか」を考えて、実際に英語で声に出して練習しておきましょう。
「Do you have any questions for me?」は特に大切
面談の最後に、
“Do you have any questions for me?”
と聞かれることはよくあります。
ここで毎回、
“No.”
だけで終わってしまうのは、できれば避けたいところです。
選手側からコーチに質問することも、「私はあなたの大学やチームに興味があります」という意思を伝える大切な機会だからです。
ただし、何でも質問すればいいというわけではありません。
例えば、大学のWebサイトやチームのRosterを見れば簡単に分かることを質問してしまうと、「この選手はうちの大学についてあまり調べていないのかな?」と思われる可能性もあります。面談前には、必ず大学とテニスチームについて自分で調べておきましょう。
その上で、Webサイトを見るだけでは分からないことを質問するのがおすすめです。
例えば、
“What do you expect from your players both on and off the court?”
“What is the team culture like?”
“What does a typical week look like for your players during the season?”
“I saw that you have several international players on your team. How do they usually adjust during their first year?”
“What do you think is the most important quality for a player to be successful on your team?”
などです。
特に、
“I saw that…”
という形で質問できると、「事前にあなたのチームについて調べました」ということも自然に伝えることができます。
面談前には最低でも2〜3個、自分から聞きたい質問を準備しておくと良いでしょう。
すでに大学コーチとの面談を経験している選手は、「前回どんな質問が聞き取れなかったか」「何をうまく答えられなかったか」を振り返ってみてください。
それを次の面談までに準備するだけでも、コミュニケーション能力は少しずつ上がっていきます。
2.NCAA・NAIAのEligibility登録も進める時期
2027年秋のアメリカ大学入学を予定している選手は、Eligibilityの手続きについてもそろそろ進めていく必要があります。
NCAAの大学へ進学する可能性が高い選手は、NCAA Eligibility Centerのアカウントを作成し、手続きを進めていきます。
NAIAの大学へ進学する可能性が高い選手についても、NAIAのEligibility登録を進めていきます。
NCAAの場合、日本の高校生は高校の書類だけではなく、中学校の書類も必要になります。
Pas-Sportの選手には、以下の書類を準備するよう案内しています。
・中学3年の成績証明書【日本文・英文】
・中学校の卒業証明書【日本文・英文】
・高校3年1学期までの成績証明書【日本文・英文】
Pas-Sportの選手については、証明書の送付方法をKintone(契約者様用の情報共有ツール)に記載していますので、そちらを確認して手続きを進めてください。
また、現時点でNCAAとNAIAのどちらへ進学する可能性が高いのか分からない選手は、自分で判断して登録を進める前に、一度馬場かKallenまで相談してください。
テニスだけをやっていればいい時期ではありません
アメリカの大学進学が近づいてくると、テニスの結果だけではなく、
「英語」
「大学コーチとのコミュニケーション」
「Academic」
「大学への出願」
「NCAA・NAIA Eligibility」
など、同時に準備しなければならないことが増えてきます。
特に英語については、DuolingoやTOEFLのスコアを取ることだけが目的ではありません。
大学コーチと話すことも、将来チームメイトとコミュニケーションを取ることも、大学の授業を受けることも、すべて英語です。
「アメリカに行ってから何とかする」のではなく、今できる準備を一つずつ進めていくことが大切です。
テニス、英語、Academic、そしてRecruiting。
どれか一つだけではなく、すべてを少しずつ前に進めていきましょう。





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